『探偵さん、リュック開いてますよ』第3話ネタバレ感想|Xファイル級事件の結末はまさかの歌

2026年ドラマ

※本記事はドラマ『探偵さん、リュック開いてますよ』第3話のネタバレを含みます。
未視聴の方はご注意ください。

ドラマ『探偵さん、リュック開いてますよ』は、松田龍平さん主演による
ハートフルミステリー作品です。
少し不思議で温かな事件を通して、人の心のひっかかりに寄り添う物語が描かれています。

本作はテレビ朝日系列にて、
毎週金曜 よる11時15分放送(※地域により放送時間が異なる場合があります)。

最新の放送情報やキャストの詳細は、
番組公式サイト をご確認ください。

第3話では、のどかな温泉街・西ヶ谷を舞台に、
繭のような物体に包まれた遺体が発見されるという不可解な事件が発生します。

まるでXファイルのようなSFミステリー展開に驚かされる一方で、
物語がたどり着いた結末は、このドラマらしい“まさかの方法”でした。

クイズ王の登場、FBI捜査官の来日、宇宙生命体の存在――。
情報過多とも言える展開の中で描かれた第3話のあらすじと感想を、
ネタバレありで振り返っていきます。

『探偵さん、リュック開いてますよ』第3話ネタバレあらすじ

第3話では、西ヶ谷温泉の町で起こる不可解な連続事件を軸に、
物語はこれまで以上にスケールの大きな展開を見せていきます。

繭のような物体に包まれた遺体、解読不能な暗号、
そして突如現れるFBI捜査官――。

一見すると深刻なミステリーでありながら、
どこか脱力感のあるユーモアが同居するのも本作ならでは。

ここからは、第3話の出来事を時系列に沿って振り返っていきます。

繭に包まれる連続殺人事件の発生

西ヶ谷温泉の町で、住民たちが次々と繭のような謎の物体に包まれた遺体として発見される、不可解な連続殺人事件が発生します。
現場には図形や文字が描かれた暗号のようなものが残されていましたが、警察や専門家でも解読できず、捜査は行き詰まっていました。

そこでベテラン刑事・春藤慶太郎(光石研)は、探偵・一ノ瀬洋輔(松田龍平)に暗号解読を依頼します。しかし洋輔が三日三晩寝ずに挑んでも、まったく解けずお手上げ状態となってしまいました。

クイズ王の死とFBI捜査官の来日

行き詰まる中、かつて昭和の終わりに一世を風靡した“クイズ王”なら解けるのではないかと考えた洋輔たちは、クイズ王の自宅を訪ねます。

しかしそこでも、彼はすでに繭状の物体に包まれて死亡していました。

同じ頃、なぜかアメリカからFBI捜査官のマイクとリンダが来日します。
ところが二人は捜査そっちのけで、記念撮影や温泉、食事など観光気分。真剣に事件を追っているようには見えませんでした。

FBIの不審な行動と洋輔の疑念

FBI捜査官がクイズ王宅で暗号を見つけると、春藤は「それが犯人マーク」だと語り、リンダは何者かに電話で報告を始めます。

春藤は二人をもてなすため、洋輔の営む温泉旅館へ案内。
その夜、洋輔はリンダの電話の会話を偶然聞いてしまいます。

「サンプルはもう採取したわ。この街も終わりね」

その言葉から、洋輔はFBIが事件の真相を知っていると確信し、春藤に張り込みを依頼します。

クイズ王の幽霊と“おばけダイヤル”

その後、旅館の温泉にクイズ王の幽霊が現れます。
洋輔は霊と交信する発明品「おばけダイヤル」を完成させ、室町圭(水澤紳吾)の身体を媒介に、クイズ王との交信を試みます。

クイズ形式で事件当日のことを尋ねますが、クイズ王の回答はことごとく的外れ。
暗号の意味も「新しいアルファベット」と答えるなど、事件解決には至りませんでした。

宇宙生命体の正体が明らかに

そこへマイクが現れ、衝撃の事実を告白します。

繭の正体は、隕石に付着していた宇宙生命体
FBIはそれを軍事目的で研究しており、どういうわけかこの町にも拡散してしまったのでした。

このままでは町どころか、世界全体が危険にさらされる状況でした。

歌が世界を救う

対処法が見つからない中、農家の男性が

「音楽を聴かせてみたらどうだろう?優しい音楽を聴かせると優しい野菜が育つ。あの物体も生きてるならきっと。」と提案します。

三兄弟バンドの音楽は間に合わず、代わりに春藤の娘・ふーこの歌声を防災無線で町中に流すことになります。

ふーこの優しい歌が響くと、繭に包まれていた春藤は無事に解放されました。

飛猿の登場と平和な結末

すると突然、山から飛猿が現れ、繭状の生命体を手でちぎって食べてしまいます。
洋輔もその一部を口にし、「遥か遠い銀河の味がした」と後に語られました。

こうして世界の危機はあっけなく回避されます。

事件後、町では“ふわふわ繭”というお菓子まで販売されるようになり、騒動は日常の一部として受け入れられていきました。

エピローグ

春藤と洋輔は旅館で語り合い、ふーこはアイドル修行のため韓国へ。
マイクは西ヶ谷に住むことになり洋輔の旅館の住人となります。

マイクの採ってきた野菜を香澄も交えて4人で頬張ります。

こうして、不思議で騒がしい第3話の事件は幕を閉じたのでした。

第3話を見終えた感想

Xファイルのような導入に引き込まれる

冒頭で、繭のようなものに包まれた男性が亡くなる場面から物語が始まり、一体何が起きたのかと強いインパクトを受けました。のどかな温泉街という舞台設定とのギャップもあり、まるで海外ドラマ『Xファイル』のような雰囲気を感じさせる展開には驚かされます。この作品でここまでSF色の強い事件が描かれるとは思っていませんでした。

まさかの“歌オチ”に思わずツッコミ

宇宙生命体やFBIの研究など、物語は一気にスケールを広げていきますが、最終的な解決方法が春藤の娘・ふーこの歌だったことには思わず「そんなことあるかい?」とツッコミたくなりました。ただ、この不思議な結末も含めて、このドラマの持つ独特の世界観なのだと感じます。理屈や現実性を追い求めるよりも、“そういうものなのだ”と受け入れて楽しむ姿勢が大切なのだと、あらためて実感させられる回でした。

クイズ王がまったく役に立たないのも本作らしい

暗号解読の切り札として登場したクイズ王が、まさか事件解決にまったく貢献しないという展開も印象的でした。満を持して登場したにもかかわらず、回答は的外れで重要な情報は得られず、完全な肩透かしに終わります。しかしその期待外れぶりこそが、このドラマらしいユーモアであり、シリアス一辺倒にならない絶妙なバランスを生んでいたように思います。

不思議なのにどこか優しい後味

宇宙生命体という非現実的な存在を扱いながらも、最終的には歌や野菜、食卓を囲む風景へと着地するラストには、どこか温かさが残りました。不可解でありながらも後味は優しく、「よく分からないけれど、まあいいか」と思わせてくれる――そんな本作ならではの魅力が詰まった第3話だったと思います。

まとめ

第3話は、繭に包まれる連続事件という衝撃的な幕開けから始まり、
FBIや宇宙生命体といった要素が次々と登場する、これまで以上に異色の回となりました。

一見するとシリアスなSFミステリーでありながら、
最終的にはふーこの歌や飛猿の登場によって騒動が収束するという、
このドラマならではの不思議な着地が印象的です。

クイズ王が暗号解読にまったく役立たなかった点も含め、
期待を裏切りながら笑いへと転化していく構成は、
重くなりすぎない物語づくりを象徴していました。

理屈で考えればツッコミどころは満載ですが、
そのすべてを包み込んでしまう温かさと脱力感こそが本作の魅力です。

不可解なのにどこか優しく、騒がしいのに後味は穏やか。
そんな独特の世界観をあらためて実感させられる第3話でした。

『探偵さん、リュック開いてますよ』第2話の紹介

第2話「地底人探しと勇気の物語」では、
洋輔のもとに小学校新聞部の子どもたちが取材に訪れ、
環境問題に本気で怒る少年・田上たいようの“地底人探し”の依頼を受ける展開が描かれました。

最初は依頼を断ろうとした洋輔でしたが、
親友・室町の言葉に背中を押され、
たいようの心に真剣に向き合っていきます。

子どもたちのまっすぐな思いと、
大人たちの不器用な優しさが交差し、
「勇気」というテーマを温かく描いたエピソードとなりました。

▶︎
『探偵さん、リュック開いてますよ』第2話ネタバレ感想はこちら

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