『推しの殺人』第12話ネタバレ感想・考察|罪を隠して生きてきた3人が選ばされた“覚悟”

2025年ドラマ

本記事は、田辺桃子さん・横田真悠さん・林芽亜里さんがトリプル主演を務める、
読売テレビ・日本テレビ系 木曜ドラマ『推しの殺人』を題材とした感想・考察記事です。

本作は毎週木曜よる11時59分より放送されているフィクション作品であり、
犯罪行為を助長・肯定する意図は一切ありません。

作品の最新情報やキャスト詳細は、

番組公式サイト

をご確認ください。

地下アイドルグループ「ベイビー★スターライト」(通称ベビスタ)の
ルイ(田辺桃子)・テルマ(横田真悠)・イズミ(林芽亜里)。

物語が進むにつれて、3人は想像もしていなかった出来事に直面し、
それぞれが過去と向き合う選択を迫られてきました。

第12話直前までの展開は、
罪を犯した3人がその事実と向き合えないまま、
嘘を重ねながら少しずつ追い込まれていく過程を描いた物語だったように感じます。

『推しの殺人』第12話あらすじ(ネタバレあり)

第12話は、これまで積み重ねてきた選択の重みが一気にのしかかる回でした。
ベビスタの3人は、それぞれが逃げ場のない現実と向き合うことになります。

ここからはネタバレありで、物語の流れを振り返ります。

イズミの「母になる覚悟」が泣ける…母として生きる現実

イズミ(林芽亜里)は、羽浦の子供をすでに出産しており、
子供と一緒に暮らしている姿が週刊誌に撮られたことで、
世間を巻き込む大きな騒動へと発展します。

突然明るみに出た事実は、彼女自身だけでなく、
ベビスタというグループの存在そのものを揺るがす事態となりました。

孤独と罪悪感を抱えながらも、命を守ろうとするイズミの姿は、
視聴者の胸を強く打ちます。

この展開は単なるスキャンダルではなく、
イズミが「奪ってしまった側」から
「守る側」へと変わっていく大きな転換点だったように思えました。

3人の絆が最強に!記者会見で真実を語る

突然の報道によって隠し続けてきた事実が明るみに出たことで、
ベビスタの3人は逃げるのではなく、
自分たちの言葉で真実を語る道を選びます。

  • イズミが未婚の母であることを公表
  • テルマが「高校時代の同級生の彼氏報道はデマ」と訂正

この2つの告白によって、誤解と炎上は一気に収束しました。

隠すことで守るのではなく、語ることで前に進む。
その姿は、アイドルとしてではなく、
一人の人間として成長した証のように感じられました。

ここで描かれたのは、完璧な存在ではなく、
弱さも過去も共有し合える「仲間」としてのベビスタでした。

レンタカー名簿が明らかに…警察が迫る

羽浦は依然として失踪扱いのまま。
しかし望月刑事だけは違和感を抱き、独自捜査を進めていきます。

そして明らかになるのが、
羽浦失踪当日にルイとテルマがレンタカーを借りていたという事実。

この名簿が明るみに出れば、すべてが終わる――
そんな緊張感が画面越しにもひしひしと伝わってきました。

「いつかバレる」という恐怖が、
静かに彼女たちの背後へと迫っていることを強く印象づける場面でした。

河都の狂気計画→毒ワイン&屋上事件の衝撃

河都が仕掛けた毒入りワイン計画は、
もはや正義や復讐という言葉では説明できない狂気でした。

他人に罪をなすりつけることでしか自分を保てなくなった姿は、
この物語が描いてきた「歪んだ大人」の象徴のようにも映ります。

屋上での最期は、彼自身が抱えていた孤独と破綻を、
痛々しいほど浮き彫りにしていました。

矢崎が本当の黒幕だった…ルイの家族を壊した過去

矢崎が、ルイの父親をそそのかし放火に至らせた張本人だった――
この事実は、物語最大の衝撃でした。

母と妹を失った悲劇の裏に、
偶然ではなく明確な「加害者」が存在していたこと。
それはルイの人生そのものを否定する真実でもありました。

矢崎は単なる脅迫者ではなく、
ルイの人生を根底から壊した元凶だったのです。

解散ライブ決定!でもラストカットが怖すぎる

疑いの目が向けられる中でも、
3人はファンの声に背中を押され、
解散ライブという最後の舞台に立つ決断をします。

逃げるためではなく、向き合うためにステージに立つ――
その覚悟が胸を打ちました。

しかしラストで矢崎が放った
「最高の舞台で殺してあげる」
という言葉が、物語を再び深い闇へと引き戻します。

第12話直前・重要ポイントまとめ

  1. イズミは出産後、子供と暮らす姿が発覚
  2. 記者会見で語られた真実
  3. レンタカー名簿による警察の包囲
  4. 河都の狂気と破滅
  5. 矢崎という真の黒幕の存在
  6. 解散ライブという最後の選択

最終回に向けての感想・考察

第12話は、誰が正しいかを裁く物語ではなく、
「過ちを抱えたまま生きるとはどういうことか」を
静かに問いかける回だったように感じます。

罪は消えなくても、人は変われるのか。
その問いの答えを、最終回でベビスタの3人が
どのように示すのかが注目されます。

第12話までのベビスタの3人は、自分たちが背負った罪と向き合うことなく、
その罪を隠したままアイドルとしての活動を続けてきました。

それは逃げだったというより、
「向き合えばすべてを失ってしまう」と分かっていたからこそ、
選び続けてきた生き方だったのだと思います。

しかし望月刑事が真相に近づいていることをルイが知ったことで、
その日常がいずれ崩れることを、はっきりと自覚してしまいました。

このまま嘘の上に立ち続けるのか。
それとも、壊れると分かっていても自分たちの罪と向き合うのか。

第12話は事件が動いた回ではなく、
彼女たちが「どう生きていくのか」を初めて選ばされた回だったのではないでしょうか。

まとめ

第12話直前までの物語は、希望や救いを描くものではありませんでした。

罪を犯し、その事実を隠すために嘘を重ねるほど、
ベビスタの3人は少しずつ追い込まれていきます。

守ろうとした日常は、決して彼女たちを救うものではなく、
むしろ逃げ場を奪い続ける檻のような存在になっていました。

第12話で描かれたのは再生の兆しではなく、
「このままでは終われない」という限界点だったのだと思います。

追い詰められた先で、3人は何を選ぶのか。
その答えが、最終回で示されることになります。

物語の結末や、ベビスタの3人が選んだ未来については、
最終回のネタバレ感想記事で詳しくまとめています。

『推しの殺人』最終回 感想・考察はこちら

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