『再会〜Silent Truth〜』第5話ネタバレ考察|直人の自供は真実か?23年前の発砲と拳銃の矛盾

2026年ドラマ

※本記事は、ドラマ『再会〜Silent Truth〜』第5話の内容を含みます。
未視聴の方はご注意ください。

第5話では、直人の自供によってスーパー店長殺害事件が大きく動き出しました。
しかしその供述には拳銃の所在や発砲の経緯をめぐる矛盾が残されており、事件は解決へ向かうどころか、23年前の森での発砲という“もう一つの真実”を浮かび上がらせます。

物語は「誰が撃ったのか」という犯人探しから、「その事実を誰がどう抱えてきたのか」という問いへと軸足を移し始めました。
直人の沈黙、淳一の罪悪感、そして南良の追及――沈黙してきた真実が揺らぎ始めた回だったと感じます。

本記事では、第5話のあらすじを整理しながら、直人の自供の信頼性、拳銃の行方、そして23年前の発砲の真相について、現時点で見えている構造を丁寧に考察していきます。

『再会〜Silent Truth〜』第5話ネタバレあらすじ

直人の任意同行と自供

南良理香子は、スーパー店長殺人事件当夜のアリバイが崩れた被害者の弟・佐久間直人を任意同行します。犯人は本当に直人なのか、そして23年前に埋めたタイムカプセルと凶器の拳銃は、いつ持ち出されたのか――疑念が深まっていきます。

淳一、万希子、圭介は、直人の無実を信じたい思いと、《23年前の秘密》が暴かれる不安の間で動揺します。そんな中、直人は黙秘を破り、「僕が兄を殺しました」と犯行を自供しました。

直人の供述と拳銃の行方

直人は、韓国出張から帰国後に兄の店を訪ね、金銭トラブルから口論になった末、拳銃の奪い合いでもみ合いとなり発砲してしまったと供述します。拳銃は兄が以前から所持しており、森で拾ったものだと聞かされていたが、本物とは思っていなかったと語りました。

事件後、直人は警察に通報せず現場を離れ、拳銃は川に捨てたといいます。また、脅迫文についても自身への疑いを逸らすためのでっちあげだったと認め、警察は川での凶器捜索を開始しました。

食い違う証言と23年前の告白

捜査から外された淳一は、違反と知りながらも留置中の直人と接触します。直人は、タイムカプセルから拳銃を取り出したのは事件当日の夜だと話しますが、それは圭介の証言と食い違っていました。

問い詰められた直人は、「どちらかが嘘をついていたとして、圭介を信じるよね」と意味深な言葉を残します。そして最後に、23年前から胸に秘めてきた事実を明かします。

「あの時、僕は見ていた。淳一が拳銃で人を撃ったことを――」

第5話考察|供述と証言の矛盾を整理する

① 動機の隠蔽は何を意味するのか

直人は警察に対し、帰国後に兄・秀之のいるスーパーへ向かい、口論の末、兄が取り出した拳銃を巡って揉み合いになり、発砲してしまったと説明しています。

作中では、直人が万希子が兄から恐喝されていることを、出張から帰国後、車内で初めてスマホを見て知った描写があります。しかし警察への供述では、動機を「100万円を貸してほしいと頼まれた金銭トラブル」としており、万希子への恐喝という本当の理由を隠しています。

この点から、直人が万希子を守ろうとしている可能性が浮かび上がります。自供はしているものの、すべてを正直に語っているとは限りません。

② タイムカプセル証言の矛盾

さらに注目すべきは拳銃の所在です。直人は淳一に、タイムカプセルから拳銃を取り出したのは事件当日の夜だと話しています。

しかし圭介は、前日の金曜日に掘り起こした際にはすでに拳銃はなかったと証言しています。両者の証言は両立せず、いずれかが事実と異なることになります。

出張から戻った直後にタイムカプセルを掘り起こし、その足でスーパーへ向かうという流れは、時間的にも不自然です。この点から、拳銃が持ち出された時期は事件当夜ではない可能性が高いと考えられます。

③ 拳銃はいつ持ち出されたのか

直人は供述の中で、中学生の頃に兄の部屋で拳銃を見たと語っています。兄は本物だと言っていたものの、直人はモデルガンだと思っていたと証言しました。また、兄はその拳銃を森で拾ったと話していたといいます。

小学校卒業後、淳一や圭介が引っ越し、万希子も地元を離れたことで、直人は「タイムカプセルを守るのは自分の使命だ」と感じていたと淳一に告白しています。

この言葉を踏まえると、直人はタイムカプセルが掘り起こされていないか確認していた可能性があります。その過程で拳銃を持ち出し、兄に知られた、あるいは兄に利用されたという推測も成り立ちます。

もしそうであれば、今回の事件は突発的な発砲事故であると同時に、23年前から続いていた拳銃の隠蔽が招いた帰結とも言えるでしょう。

直人の自供は真実の一部であっても、すべてを語っているわけではないのかもしれません。

圭介が嘘をついている可能性はあるのか

圭介が金曜日の夜にタイムカプセルから拳銃を持ち出していた可能性は否定できません。しかし、仮に圭介が土曜日の夜10時ごろに秀之と揉み合い、発砲していたとすれば、その後の行動に整合性の問題が生じます。

圭介は11時少し前に万希子とともにスーパーの駐車場に到着し、その後、約束の時間に秀之のもとへ向かっています。もし自らがすでに発砲していたのであれば、再び現場に戻り、万希子と顔を合わせたうえで店内へ向かう行動は合理的とは言えません。

犯行直後であれば、その場を離れる、あるいは関係者との接触を避ける行動を取るほうが自然です。この点から見ると、圭介が直接の発砲者であった可能性は高いとは言い難い状況です。

もっとも、拳銃を持ち出した人物である可能性までは否定できません。拳銃の移動と発砲の主体は、必ずしも一致するとは限らないからです。

現時点で発砲に至った当事者としては、直人である可能性が最も高いと考えられます。ただし、止めようとした結果の悲劇であったのかは、依然として断定できません。

もう一点気になるのは、圭介が約束の時間にスーパーへ向かった後の描写が明確に描かれていないことです。
死体を発見したのか、それとも別の何かを見たのかは示されていません。
この“空白”は圭介を犯人なのかどうか、断定させないための演出とも取れますが、
同時に、まだ語られていない事実が残されている可能性も否定できません。

23年前、淳一は何をしたのか

第5話のラストで直人は、「あの時、僕は見ていた。淳一が拳銃で人を撃ったことを――」と告白します。回想シーンでは、淳一が銃を構え発砲する様子が描かれていました。

映像に映る拳銃には紐のようなものが付いており、清原巡査長の所持品であった可能性が高いと考えられます。現場で倒れていた巡査長の銃を、淳一が手に取ったという構図が示唆されています。

公式発表では「巡査長と強盗犯は相打ち」とされています。しかし、実際に引き金を引いた人物が誰であったのかは明確に示されていません。回想描写をそのまま受け取るなら、淳一が発砲し、犯人を撃った可能性が浮上します。

もしそうであれば、淳一は23年間、自らが引き金を引いたという記憶を抱え続けてきたことになります。
そして直人もまた、その瞬間を目撃しながら、誰にも語らず沈黙を守り続けてきたのです。

23年前の発砲と現在の事件が重なることで、物語は「誰が犯人か」という問いから、「誰が何を抱えてきたのか」という構図へと移行しつつあります。

現時点で確定しているのは、供述と証言に明確な食い違いがあるという事実です。
拳銃を持ち出した時期と発砲の経緯が一致していない以上、直人を単独犯と断定するには材料が不足しています。
発砲の主体が直人であった可能性は高いものの、その背後に23年前から続く拳銃の問題が横たわっている以上、「直人だけの事件」とは言い切れない状況です。

第5話は真相を明かす回というより、矛盾を浮かび上がらせる回だったと言えるでしょう。
その矛盾がどのように回収されるのかが、今後の最大の焦点になりそうです。

ここまでの整理|23年前と現在の事件構図

第5話までの情報を、事実と論点に分けて整理します。

① 現在の事件の事実

  • 直人は兄・秀之と口論の末、拳銃の揉み合いで発砲したと自供している。
  • 動機については「100万円の金銭トラブル」と説明し、恐喝の事実は隠している。
  • 拳銃は川に捨てたと供述している。

② 拳銃を巡る矛盾

  • 直人は「事件当夜にタイムカプセルから取り出した」と証言。
  • 圭介は「前日の金曜日にはすでに拳銃はなかった」と証言。
  • 両証言は両立しない。

③ 23年前の森での発砲

  • 公式発表では「巡査長と犯人は相打ち」とされている。
  • しかし直人は、淳一が拳銃で人を撃ったと告白している。
  • 回想では、巡査長の拳銃を淳一が発砲する描写がある。

以上を踏まえると、現在の事件は単独の殺人事件ではなく、23年前の発砲と拳銃の隠匿が連続している構図である可能性が高い。問題は「誰が撃ったのか」だけでなく、「なぜ沈黙が続いたのか」という点に移りつつある。

第5話まとめ|沈黙が揺らぎ始めた瞬間

第5話では、直人の自供によって現在のスーパー店長殺害事件が大きく動き出しました。同時に、23年前の森での発砲という“もう一つの真実”が明確に示唆されます。

しかし、拳銃がいつ持ち出されたのか、発砲の経緯は本当に供述どおりなのかなど、核心部分には依然として矛盾が残っています。直人の自供は事件を前に進めましたが、すべてを説明しているわけではありません。

物語は今、「誰が店長を撃ったのか」という一点から、「23年前に誰が引き金を引いたのか」、そして「その事実を誰がどう抱えてきたのか」という構図へと軸足を移しつつあります。

直人は守ろうとし、万希子は沈黙を選ぶ。そして南良は、供述の矛盾から真実に迫ろうとしています。

23年間沈黙してきた真実が揺らぎ始めた第5話。
次に語るのは誰なのか――
その沈黙を破る瞬間こそが、この物語の本当の決着なのかもしれません。

あわせて読みたい|第4話のネタバレあらすじ

第4話では、拳銃を巡る疑念がさらに深まりました。タイムカプセルは掘り起こされていたものの、拳銃はすでに消えており、「いつ」「誰が」持ち出したのかという問題が現実味を帯びていきます。

さらに、直人が「渋滞に巻き込まれていた」と説明していた事件当夜の行動が、ガソリンスタンドの防犯カメラ映像と食い違っていることが判明。犯行時刻に現場へ向かうことが可能だったと示され、疑いは一気に直人へと傾きました。

23年前と現在の事件が、静かに結びつき始めた回でもありました。

▶︎『再会』第4話ネタバレあらすじ・考察はこちら

番組情報

  • 番組名:再会〜Silent Truth〜
  • 放送局:テレビ朝日系
  • 放送日時:毎週火曜 よる9:00〜
  • 放送開始:2026年1月13日スタート
  • 主演:竹内涼真
  • 出演:井上真央/瀬戸康史/渡辺大知/江口のりこ ほか
  • 公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/saikai/
著者プロフィール
うさぎ

国内テレビドラマを中心に、各話のあらすじ整理と感想・考察をまとめている個人ブログを運営しています。
物語の展開だけでなく、登場人物の心情や演出意図に注目し、視聴後に内容を振り返りたい方の参考になることを目的としています。
※本ブログは個人の感想・考察をまとめたものであり、作品の公式情報とは関係ありません。

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