『こちら予備自衛英雄補?!』第6話ネタバレ感想|ニトロの爆破能力とクロカワの非情な選択

2026年ドラマ

※本記事は、『こちら予備自衛英雄補?!』第6話「オレがサエさんを守る!」の内容を含みます。未視聴の方はご注意ください。

第6話では、死刑囚ニトロの圧倒的な「衝撃爆破」の能力が描かれ、物語は大きく動きました。予備自衛英雄補の7人が力の差を見せつけられる展開となりました。同時に、クロカワ防衛大臣が語った「命の価値は平等か?」という問いが物語に重いテーマを投げかけます。

国家を守るために仲間をも見捨てるという非情な論理と、命に序列をつける価値観――。ヒーローの戦いだけでなく、為政者の本音とも取れる発言が強い印象を残した回でした。本記事では、第6話の展開を整理しながら、ニトロの能力の意味やクロカワの思想、そしてラストに残された謎について考察していきます。

『こちら予備自衛英雄補?!』第6話「オレがサエさんを守る!」ネタバレあらすじ

ニトロの侵入とユタニの重傷

第6話では、死刑囚シロタ(通称ニトロ/奥野瑛太)が第6会議室に侵入し、受付女性を人質に防衛大臣との面会を要求します。ユタニ(後藤剛範)が説得を試みますが、触れられた瞬間に爆発が起こり、意識不明の重体に陥ります。

クロカワの決断と灰田の死

ニトロはサピピにクロカワ防衛大臣(高杉亘)を呼ぶよう命じますが、クロカワは自ら行かず、秘書官・灰田を向かわせます。灰田はニトロと握手した直後に爆発し倒れてしまいます。

ニトロはかつて初代ヒーロー計画の一員で、20年前にクロカワに見捨てられた過去があることも明らかになります。電話口で冷酷に突き放すクロカワに、ニトロは怒りをあらわにします。

7人の敗北と謎の赤い光

ナガレ(菊池風磨)を中心に予備自衛英雄補7人が団結して立ち向かいますが、圧倒的な力の前に敗北します。

サエだけが残されたその時、赤いレーザーのような光がニトロに幾重にも照射されます。場面は切り替わり、マドズミが現場へ向かうと、そこには坊主頭の初老の男性の姿が――。

強敵の存在と新たな謎を残し、第6話は幕を閉じました。

感想|圧倒的なニトロと揺らぐ“ヒーロー”の在り方

ニトロの衝撃爆破は兵器級の力

ナガレら7人の能力と比べると、ニトロの「衝撃爆破」は明らかに格が違いました。触れただけで爆発を起こすその力は、もはや兵器級です。

これほどの能力者が存在するなら、日本がヒーローを公に戦力として扱えない理由も理解できます。表に出せば、それ自体が国家のリスクになりかねません。探せば、同レベルの能力者がまだいる可能性も感じさせました。

ニトロが“事件”として処理された理由

ニトロは能力を制御できず、結果として裏切り者のヒーロー2人を死なせました。それが事実であれば、事件として扱われるのは当然です。

「日本にヒーローはいない」という建前のもと、特殊な能力の問題ではなく、あくまで一つの重大事件として処理された――。その結果が、逮捕、そして死刑囚という立場だったのではないでしょうか。

クロカワの非情さは必要悪なのか

クロカワがニトロを見捨てたのは事実です。しかし、法秩序や国家の安定を優先する立場から見れば、やむを得ない判断にも思えます。

「目的のためには仲間を見捨てろ」という言葉は冷酷ですが、それが国家に仕える者の論理でもあります。ヒーローに求められるのは正義感だけではなく、時に非情な決断なのかもしれません。

赤いレーザーと消えたニトロの謎

7人は団結して挑みますが、圧倒的な力の差の前に敗北します。ところが終盤、赤いレーザーのような光がニトロに幾重にも照射されました。

クロカワが「10分稼げ」と言っていたことから、その間に制圧の手段を用意していた可能性もあります。しかし、現場に残されていたのは坊主頭の初老の男ひとり。

ニトロはどこへ消えたのか。あの男は何者なのか。大きな謎を残したまま終わった第6話は、次回への期待を強く煽る回となりました。

まとめ|強さと非情さ、その先にある違和感

今回は、ニトロの圧倒的な能力と、クロカワの非情な論理が際立った回でした。

「命の価値は平等か?」という問いに対し、為政者の命と一般国民の命は同じではないと言い放つクロカワ。その言葉は、国家を背負う立場の本音を突きつけるものでした。

しかし、国民の立場からすれば、その価値観にはやはり抗いたくなります。どれだけ責任の重さが違ったとしても、命に序列をつけられることを受け入れてしまっていいのか――。本作は、ヒーローの戦いだけでなく、そうした危うい思想にも光を当てているように感じました。

ニトロの暴走も、クロカワの非情さも、どちらが正しいと簡単に言い切れないからこそ重い展開です。

赤いレーザーの光が幾重にも照射されたニトロの行方、そして現場に残された謎の男の正体。次回、この事件の決着とともに、国家とヒーローの在り方がどのように描かれるのかを見届けたいと思います。

▶ あわせて読みたい|第5話ネタバレ感想

第5話では、ユタニの能力「融合転生」が物語の中心となり、ヒーロー同士が合体しても強くならないという、意外な結果が描かれました。一方で、脱獄した死刑囚・シロタが防衛省へ侵入し、防衛大臣・クロカワを名指しする不穏な動きも描かれ、物語は新たな局面へと進みました。

『こちら予備自衛英雄補』第5話ネタバレ感想

番組情報

ドラマ『こちら予備自衛英雄補?!』は、菊池風磨さん主演の異能×国家×コメディが融合したヒーロードラマです。特殊能力を得た一般人たちが「予備自衛英雄補」として集められ、日本を守る存在として葛藤や試練に向き合います。

コミカルな設定の裏で、能力者を管理しようとする国家の思惑や制度の危うさも描かれる点が本作の見どころです。

放送局: 中京テレビ・日本テレビ系
放送日時: 毎週水曜 深夜24時24分~
主演: 菊池風磨

最新情報は番組公式サイトをご確認ください

著者プロフィール
うさぎ

国内テレビドラマを中心に、各話のあらすじ整理と感想・考察をまとめている個人ブログを運営しています。
物語の展開だけでなく、登場人物の心情や演出意図に注目し、視聴後に内容を振り返りたい方の参考になることを目的としています。
※本ブログは個人の感想・考察をまとめたものであり、作品の公式情報とは関係ありません。

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