※この記事は、NHK朝ドラ「ばけばけ」第15週「マツノケ、ヤリカタ。」(1月13日〈火〉放送回)のネタバレを含みます。
本記事では、NHK朝ドラ「ばけばけ」第72話、第15週のあらすじと感想をまとめています。作品の詳細については、番組公式ホームページをご覧ください。
今回の放送では、初めての朝食での悪戦苦闘や、正座取材、さらには島根県知事の江藤が結婚祝いに訪れる場面など、笑いと驚きにあふれる日常が描かれています。ヘブンの「日本人より日本人」と奮闘する姿や、トキとのちょっとした文化ギャップも見どころです。
この記事では、ドラマ『ばけばけ』第72話のネタバレあらすじと感想を詳しくまとめています。「ばけばけ 第72話 ネタバレ 感想」を知りたい方はぜひご覧ください。
【ばけばけ】第72話ネタバレあらすじ・感想|第15週「マツノケ、ヤリカタ。」
新婚生活スタート|トキがヘブンを名前で呼べない理由
新婚生活が始まりましたが、トキ(髙石あかり)は恥ずかしさから、ヘブン(トミー・バストウ)を名前で呼べずにいました。寝室でこっそり名前を呼ぶ練習をするものの、「いえ〜ん」と叫んでしまうトキの姿はとても愛らしく、新婚らしい微笑ましい場面です。
初めての朝食と手料理|妻を気遣うヘブンの優しさ
新居で迎える初めての朝、トキの手料理を食べるヘブンは、慣れない魚の小骨取りに挑戦します。これまではトキが骨を取ってあげていましたが、「トキさん、もう女中ありません。頑張ります」と言い、苦戦しながらも自分でやり遂げようとする姿が印象的でした。ヘブンが妻を大切に思う気持ちが伝わる場面です。
梶谷の取材シーン|「日本人らしさ」を求められるヘブン
引っ越しを聞きつけた梶谷(岩崎う大)が取材に訪れます。「日本人と暮らすのは大変でしょう」と聞かれたヘブンは、「日本のやり方で頑張ります」と答えますが、日本での生活の厳しさも指摘されます。
それでもヘブンは、魚の小骨取りや正座を引き合いに出し、「自分は日本人だ」と必死に振る舞います。正座を披露し、そのまま正座で取材が続く展開は、笑いと同時に無理を重ねる危うさも感じさせました。
キスを拒むトキ|西洋と日本の価値観のすれ違い
人力車を用意されますが、ヘブンは歩くことを選びます。出がけにトキへキスをしようとするヘブンに対し、トキは「ここは日本だから」と拒否します。
西洋の愛情表現と、日本の慎ましさ。その違いが、夫婦の間に小さな溝として描かれました。
新聞記事が波紋を呼ぶ|「日本人より日本人」と書かれたヘブン
司之介が持ってきた新聞には、「正座ダイスキ」「魚の小骨取りダイスキ」「日本人より日本人」と、誇張された記事が掲載されていました。周囲は好意的ですが、ヘブン自身にはプレッシャーとして感じられます。
島根県知事・江藤の訪問と結婚祝いの下駄
島根県知事の江藤が結婚祝いを持って訪れ、さらに松江市民まで集まり、屋敷は騒然となります。
新聞記事を信じた江藤に正座を褒められ、ヘブンは足を崩せないまま耐えることになります。
第72話ラスト|痺れた足が示すヘブンの限界
江藤の娘・おりょうから贈られた下駄を履くよう勧められたヘブン。正座で痺れた足のアップで物語は幕を閉じます。
「日本人らしくあろう」と無理を続けるヘブンの姿は、コミカルでありながらも切なく、今後の夫婦関係や生き方を考えさせる印象的なラストでした。
第72話の感想|ヘブンの努力と、トキに求められる歩み寄り
ヘブン先生は、日本が好きで、日本に馴染もうと一生懸命努力している人物です。魚の小骨取りや正座に挑戦する姿からも分かるように、その頑張りは決して見せかけではありません。何より、トキのことを常に気遣い、妻として大切にしようとする優しさが随所に感じられました。
一方でトキは、これまで「ヘブン先生」と呼んできた相手を急に名前で呼ぶことに照れや戸惑いがあり、なかなか気持ちを切り替えられずにいます。西洋式の愛情表現にも慣れておらず、キスを拒んでしまう場面には、トキなりの真面目さと慎ましさが表れていました。
国際結婚というだけでも難しさがあるうえ、時代背景を考えれば、トキの戸惑いは決して無理なものではありません。それでも、ヘブンがこれほどまでに日本の文化に寄り添おうとしている以上、今後はトキ自身も、もう一歩ヘブンの気持ちに寄り添っていく必要があるように感じます。
さらに気になるのは、このままヘブンの努力が一方通行になってしまわないかという点です。今は「日本が好き」「頑張ります」と前向きな言葉で自分を奮い立たせていますが、本当は無理を重ねているようにも見えました。新聞記事に振り回され、正座を崩せなくなってしまう姿は、その象徴とも言えるでしょう。
この先、ヘブンの中に「分かってもらえない」「我慢している」という不満が少しずつ積み重なっていくのではないかと、心配になります。だからこそ、トキがヘブンの努力に気づき、夫婦としてどう歩み寄っていくのかが、今後の物語の大きな鍵になりそうです。
今回の第72話は、微笑ましい新婚描写の裏で、国際結婚が抱える繊細な問題を静かに浮かび上がらせた回だったと言えるでしょう
今後の展開予想|ヘブンの我慢は限界を迎える?
今回の第72話では、ヘブンが「日本人らしさ」を演じ続ける姿が印象的でした。正座や食事作法だけでなく、感情面でも無理をしているように見えます。
今後、トキとの間で本音を言えない状態が続けば、小さな不満が積み重なっていく可能性もありそうです。
第71話のネタバレ感想はこちらから。

