『身代金は誘拐です』第3話ネタバレ考察|身代金も犯人も消えた…事件が解決不能に陥った理由

2026年ドラマ

※本記事はドラマ『身代金は誘拐です』第3話のネタバレを含みます。
未視聴の方はご注意ください。

本記事では、第3話の出来事を整理したうえで、物語構造や登場人物の行動について 筆者個人の視点による感想・考察をまとめています。

ドラマ『身代金は誘拐です』は、勝地涼さん主演による社会派サスペンスドラマです。
誘拐事件を軸に、被害者家族と加害者、そして警察の過去と後悔が複雑に絡み合う物語が描かれています。

本作は日本テレビ系にて、
毎週木曜 よる11時59分放送(※放送日時は地域により異なる場合があります)。

最新の放送情報やキャスト、あらすじの詳細は、

番組公式ホームページ
をご確認ください。

『身代金は誘拐です』第3話 ネタバレあらすじ

5億円の受け渡し準備完了――しかし連絡は来ない

武尊(勝地涼)と美羽(瀧本美織)は、犯人の指示通り、
有馬英二(桐山照史)が用意した身代金5億円を手にします。

これで娘・詩音(泉谷星奈)を取り戻せるはずでしたが、
約束の時間を過ぎても犯人からの連絡はありません。

焦る2人の前に現れたのは、
武尊の元上司で神奈川県警捜査一課の刑事・辰巳(真飛聖)でした。

警察の疑念と隠された嘘

辰巳は、誘拐から日数が経っているにもかかわらず、
身代金を要求する電話がないことに違和感を抱きます。

武尊は誘拐の事実は認めたものの、
有馬蒼空を誘拐して5億円を手に入れたことは警察に隠していました。

辰巳は「鷲尾は何かを隠している」と疑念を深めていきます。

犯人からの脅迫――「次は本当に殺す」

有馬蒼空の身代金受け渡しから5時間後、ついに犯人から武尊へ連絡が入ります。

警察に話していないかと問われ、武尊が嘘をつくと、
犯人は「約束を破ったので詩音さんを殺します」と通告。

しかし直後、それは嘘だったと明かされ、
「次は本当に殺す」と新たな受け渡しを要求されます。

犯人の正体は、8年前に息子を誘拐された被害者家族・
鶴原航一郎である可能性が浮上していきます。

8年前の誘拐事件との因縁

警察の捜査により、鶴原は過去に息子を誘拐され、

身代金を支払ったにもかかわらず子どもが戻らなかった、
誘拐事件の被害者家族だったことが判明します。


事件後、妻は自死し、会社も失い、
鶴原の人生は崩壊していました。

彼は「すべての元凶は鷲尾武尊だ」と逆恨みし、
同じ苦しみを味わわせるため今回の誘拐を計画していたのです。

迫る受け渡し当日――夫婦の決断

警察の監視をかわすため、武尊と美羽は巧妙に動きます。

武尊が勤務する警備会社の社長で、同級生の熊森壮亮の協力を得て警察の目を欺くことに成功し、
武尊と美羽は合流します。

その車中で武尊は、
「犯人が誰なのか分かった。全部、俺のせいだ」と美羽に告げるのでした。

衝撃のラスト1分――血に染まった現場

受け渡し場所のはとみ野公園に到着するも、軽トラックは見当たりません。

犯人からの連絡により、
受け渡し場所は瀬口町の廃工場へ変更されます。

現場に落ちていたのは、詩音の靴と血痕。

必死に探す武尊と美羽が奥へ進むと、
そこに倒れていたのは――

血を流した鶴原航一郎の姿でした。

詩音の姿は見当たらないまま、物語は幕を閉じます。

第3話の見どころと考察ポイント

  • 鶴原の動機は「復讐」だった可能性が高い
  • 8年前の誘拐事件と現在が一本につながる構成
  • 詩音の安否は不明のまま次回へ持ち越し
  • 鶴原は本当に単独犯だったのか?

ラスト1分で一気に緊張感が高まり、
「本当の黒幕は他にいるのでは?」という疑念も残されました。

次回、第4話で明かされる真相から目が離せません。

『身代金は誘拐です』第3話考察

身代金も犯人も消えた――事件が“解決不能”になった瞬間

第3話では、ついに身代金5億円の受け渡しが行われるはずでした。
しかし物語は、誘拐事件の「解決」へ向かうことなく、
むしろ出口そのものが消える展開を迎えます。

受け渡し場所で鷲尾夫妻が目にしたのは、娘・詩音ではなく――
血を流して倒れている鶴原航一郎の姿でした。

詩音は戻らず、身代金も渡らない。
第3話は、事件が完全に“宙に浮いた”瞬間を描いた回だったと言えます。


第3話時点で確定している事実

まず、現時点で確定している事実を整理します。

  • 身代金5億円は犯人側に渡っていない
  • 詩音は帰宅しておらず、行方不明のまま
  • 鶴原は受け渡しを完遂する前に倒れている
  • 鶴原が生死を含めてどのような状態かは不明
  • 誰が、なぜ、どのように鶴原を倒したのかも明かされていない

つまり第3話終了時点で、

誘拐事件は解決しておらず、
交渉相手も存在しない状態

に陥っています。


鶴原の当初の計画は“軽トラでの回収”だった

鶴原は当初、はとみ野公園に停めた軽トラックの荷台に
身代金を入れさせ、持ち去る予定だったと考えられます。

この方法は、8年前の事件で

橋の上から、軽トラックの荷台へ
身代金の入った鞄を落とした

あの受け渡し構図と一致しています。

重要なのは、これは同一犯だからではなく、
鶴原自身が過去の構図を意図的になぞっている
点です。

しかし、その計画は途中で破綻しました。


なぜ受け渡し場所は変更されたのか

公園で完結するはずだった受け渡しは、
直前になって廃工場へ変更されます。

この行動には、鶴原本人にとって明確なメリットがありません。

  • 金を回収するなら場所変更は不要
  • リスクが増えるだけ
  • 8年前の再現という目的からも外れる

にもかかわらず変更された。

これは、

鶴原の計画が何らかの理由で中断された

可能性を強く示しています。

その理由が、

  • 想定外の事故
  • 自殺
  • あるいは第三者の介入

のいずれであるかは、第3話時点では断定できません。


鷲尾夫妻が“死体を見つける構図”の意味

さらに不可解なのは、

鶴原が倒れている場所へ、
あえて鷲尾夫妻が呼び出された

という点です。

遺体を隠すことも、金だけを奪って姿を消すことも可能だったはずです。

それでも「見つけさせる」形が取られた。

この構図は、事件を終わらせるためではありません。

詩音は戻らず、金も渡らず、真相も語られない。
残るのは、完全な空白だけです。


詩音が“行方不明”になったという絶望

第3話最大の悲劇は、ここにあります。

  • 誘拐犯はいない
  • 交渉相手もいない
  • 身代金を払うこともできない

それでいて、詩音は戻ってこない。

誰かに連れ去られたのか、
自力で逃げたのか、
生きているのかどうかさえ分からない。

誘拐事件において、

犯人が不在のまま人質だけが消える

これほど救いのない状況はありません。

鷲尾夫妻は、希望も交渉もない場所へ突き落とされました。


第3話が示したのは「真犯人」ではない

この回で提示されたのは、

  • 犯人探し
  • 黒幕当て

ではありません。

第3話が描いたのは、

事件が“解決へ向かう構造そのもの”を失った瞬間

でした。

今後、

  • 誰かが身代金を求めて接触してくれば
    → 第三者の存在が明確になります。

一方で、

  • 何も起きず詩音が行方不明のままなら
    → 事件はさらに深い絶望へ進みます。

どちらに転んでも、
第3話は「新しい地獄の入口」だったと言えるでしょう。


まとめ|第3話は“誘拐事件の崩壊”を描いた回

第3話終了時点で、

  • 身代金は渡っていない
  • 詩音は戻っていない
  • 犯人の所在が不明になっている

事件は、どこにも着地していません。

鶴原の死(あるいは重傷)は、
事件を終わらせたのではなく、

事件の構造そのものを壊した

のです。

真相はまだ中心にあり、
誰一人、そこへ辿り着いていない。

第4話は、その“空白”から物語が再び動き出す回になるはずです。


あわせて読みたい|第2話のネタバレあらすじ・考察

第2話では、詩音誘拐事件の全貌が少しずつ明らかになり、
武尊が8年前に経験した“取り返しのつかない失敗”が浮き彫りになっていきます。

なぜ武尊は、今回の誘拐で警察に通報しなかったのか。
辰巳との過去、そして彼が背負い続けてきた後悔とは――。

第3話の衝撃展開へとつながる重要な伏線が数多く描かれた回でもあります。

▶︎ 『身代金は誘拐です』第2話ネタバレあらすじ・感想はこちら

タイトルとURLをコピーしました