『夫に間違いありません』第4話ネタバレ感想|嘘を重ねた家族が辿り着いた限界

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※本記事は、ドラマ『夫に間違いありません』第4話の内容を含みます。
未視聴の方はご注意ください。

ドラマ『夫に間違いありません』は、松下奈緒さん主演によるヒューマンサスペンスドラマです。
家族の中で重ねられていく嘘と選択が、静かに人生を狂わせていく姿を描いています。

本作はカンテレ・フジテレビ系列にて、
毎週月曜よる10時より放送されています。

番組の最新情報やキャスト、放送スケジュールの詳細は、
公式ホームページをご確認ください。

第4話では、隠されてきた真実が徐々に明らかになり、
登場人物たちはそれぞれ重大な選択を迫られていきます。

本記事では、『夫に間違いありません』第4話のネタバレあらすじを整理しながら、
物語が示した家族の歪みや伏線について、視聴者の立場から感想・考察をまとめています。

『夫に間違いありません』第4話 ネタバレあらすじ

突然届いた一樹からの連絡

第4話では、これまで水面下で進んでいた出来事が表面化し、
物語が大きく動き始めます。

聖子は、隠してきた真実をすべて話す覚悟を決め、警察へ向かっていました。

しかしその途中、
夫・一樹から突然の連絡を受けます。

一樹は、瑠美子に関わる重大な出来事が起き、
自分が関係してしまったことを打ち明けました。


明かされる背景と、揺らぐ決意

一樹は故意ではなかったこと、
背景には金銭面を巡る問題があったことを語ります。

聖子は自首を勧めますが、
一樹は子どもたちへの影響を理由に強く拒みます。

家族を守るための選択が、
聖子を苦しい決断へと追い込んでいきました。


広がっていく疑念

一方、栄大は、瑠美子が過去に関わりのあった人物だと知り、
強い不安を抱きます。

相談を受けた光聖は独自に調べを進め、
一樹が生存している可能性に気づくことになります。

光聖は真相を知りながらも、
家族の未来を思い、沈黙を選びました。


真実へ近づく周囲の視線

記者の天童も取材を進める中で、
事件につながる人物像へと近づいていきます。

さらに光聖自身も、
家庭や仕事を巡る別の問題に直面していました。

それぞれの場所で、
「守るための選択」が重なっていきます。


違和感を残すラスト

物語の終盤、
ある人物が一樹に関する決定的な違和感に気づきます。

隠されてきた真実は、
静かに、しかし確実に周囲へ広がり始めました。

次なる展開を予感させる緊張感の中で、
第4話は幕を閉じます。

『夫に間違いありません』第4話 感想

第4話では、事件の経緯だけでなく、
一樹という人物がどれほど自分本位な選択を重ねてきたのかが、
はっきりと浮かび上がりました。

追い詰められた末の出来事ではあっても、
そこに至るまでの道筋は、すべて彼自身の判断によるものだったように思います。

ここからは、一樹がなぜここまで転落してしまったのか、
その言動を振り返りながら考えていきます。

一樹は本当に瑠美子に騙されていたのか

一樹は瑠美子を前に「騙していたのか」と問い詰めます。
しかし、若く華やかな彼女が、立場も経済力も不安定な一樹と
本気で未来を描いていたとは考えにくいように感じました。

彼女が求めていたのは一樹自身ではなく、
金銭的な見返りだったことは明らかだったはずです。

それでも一樹は、その現実から目を背け続けていました。


すべては自分の選択だった

一樹は今の状況を瑠美子のせいだと責めます。
しかし実際には、

  • 家族を捨てて失踪したこと
  • 戻れる状況でも身を隠し続けたこと
  • 保険金を返さない決断をしたこと
  • 金銭目的の計画に自ら関わったこと

そのすべてが、自分自身の判断でした。

誰かに強要されたのではなく、
楽な方へと逃げ続けた結果が、現在の状況を招いたのです。


責任から逃げ続けた末の破綻

真実を明かそうとする瑠美子を前に、
一樹は最後まで現実と向き合うことができませんでした。

過ちを認めるよりも、
再び逃げる選択をしたことで、事態は決定的な方向へ進んでしまいます。

それでも一樹は「家族のためだった」と語りますが、
守ろうとしたのは家族ではなく、自分の立場だったように思えてなりません。


子どもを盾にした、最も卑怯な言葉

聖子に責任を取るよう促された際、
一樹が持ち出したのは子どもたちの存在でした。

その言葉は一見、父親としての思いにも聞こえます。
しかし実際には、責任から逃れるための口実に過ぎなかったように感じます。

その結果、聖子は正しい選択を奪われ、
真実を知りながら沈黙せざるを得ない立場へ追い込まれてしまいました。


第4話が突きつけた一樹の本質

一樹の問題は、過ちそのものではありません。
失敗と向き合わず、誰かのせいにし続けた姿勢にありました。

逃げることでしか自分を保てなかった男の末路が、
第4話ではあまりにもはっきりと描かれていたように思います。

「家族のため」という言葉の裏で、
彼が最後まで守り続けていたのは、
自分自身だけだったのではないでしょうか。

光聖の沈黙が生んだ、もう一つの分岐点

栄大から相談を受け、アパートを訪れた光聖は、
そこで一樹が生きている可能性を知ることになります。

聖子を問い詰めた末、
一樹が起こしてしまった出来事のすべてを聞かされました。

当初は自首を勧めていた光聖でしたが、
子どもたちの将来を思うあまり、
最終的には真実を隠し通す選択をしてしまいます。

しかしこの判断は、やはり間違っていたように思います。

本来であれば、
聖子と一樹を止められる唯一の身内が光聖でした。
その存在が、隠蔽に加担してしまったことはあまりにも痛手でした。


「隠し通せる」という甘さ

そもそも、これほど重大な出来事を
完全に隠し通せると考えること自体が甘かったように感じます。

週刊誌記者・天童が
聖子と一樹のつながりに近づいている以上、
真実が明るみに出るのは時間の問題でしょう。

警察の捜査も含め、
冷静に考えれば、いずれ行き着く結末は誰の目にも明らかでした。

それでも光聖は、
理性よりも感情を優先してしまったのです。


光聖自身が抱える「もう一つの恐れ」

光聖が冷静な判断を失った理由は、
姉の家族を守りたいという思いだけではなかったように思えます。

彼自身もまた、
婚約者の母である九条ゆりの要求によって、
不正な行為に関わってしまっていました。

もしすべてが明るみに出れば、
姉の家族だけでなく、
自分の結婚や将来も失う可能性がある。

そうした恐れが、
「すべてを隠したい」という選択へと彼を追い込んだのではないでしょうか。


破滅へ向かう選択の連鎖

聖子の嘘。
一樹の逃避。
そして光聖の沈黙。

それぞれの「守りたい」という思いが重なった結果、
誰も正しい方向へ進めなくなってしまいました。

このまま進めば、待っているのは破滅しか見えません。

それでも彼らは、
引き返せない場所まで来てしまった。

この選択の先に、どんな結末が待っているのか――
第4話は、物語が決定的な段階へ入ったことを強く印象づける回だったように思います。

紗春の存在がもたらす、最大の不安要素

第4話で、もう一つ強く印象に残ったのが紗春の存在です。

ラストシーンで紗春は、
家族アルバムに写る一樹の写真を見つめ、
自分の夫と同じ位置にほくろがあることに気づきます。

それは偶然では片づけられない、
決定的な違和感でした。

この描写は、
聖子がかつて紗春の夫を一樹だと思い込み、
「夫に間違いありません」と断言してしまった、
あの痛恨の場面へとつながっていきます。

当時は善意からの判断だったとしても、
結果的にその“思い込み”が、
現在のすべての混乱の出発点になっていました。

紗春が違和感に気づいてしまった以上、
この勘違いがいずれ明るみに出るのは避けられないでしょう。

それは、聖子が隠し続けてきた真実だけでなく、
物語そのものを根底から揺るがす引き金になる可能性があります。

第4話のラストは、
事件の核心が外部から暴かれる前に、
“もっと身近な人物”によって真実が露見することを示す、
非常に不穏な伏線だったように思います。

まとめ|第4話が示した「守るための嘘」の限界

第4話は、誰かを守るためについた嘘が、
どれほど多くの人を巻き込み、
取り返しのつかない連鎖を生んでいくのかを強く突きつける回でした。

一樹は責任から逃げ続け、
「家族のため」という言葉を盾に、
最後まで自分の過ちと向き合うことができませんでした。

光聖もまた、止める立場にありながら、
家族への情と自身の事情から沈黙を選び、
結果的に嘘の連鎖に加担してしまいます。

そして紗春は、
何も知らない第三者として、
もっとも冷静な視点で違和感に辿り着こうとしています。

皮肉にも、
真実に最も近づいているのは、
嘘を守ろうとした当事者たちではありませんでした。

それぞれが「守りたいもの」を理由に選んだ行動は、
結果として誰ひとり救うことができず、
物語は破滅へと静かに進み始めています。

第4話は、
正しさを後回しにした選択が、
どれほど重い代償を生むのかを描いた一話だったと言えるでしょう。

嘘は守るために使えば使うほど、
真実が明るみに出たとき、
より大きな傷となって返ってくる。

その現実が、次回以降、
どの人物の人生を最初に壊していくのか――
不安と緊張を残したまま、物語は新たな局面へと進んでいきます。

▶ 前回(第3話)の振り返り

第3話では、一樹の裏切りと金銭トラブルが表面化し、
家族を守るための嘘が大きく崩れ始めました。

第4話へとつながる重要な出来事を振り返りたい方は、
こちらの記事もあわせてご覧ください。

▶︎『夫に間違いありません』第3話ネタバレ感想はこちら

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