※本記事は、ドラマ『再会〜Silent Truth〜』第3話の内容を含みます。
未視聴の方はご注意ください。
本記事では、第3話で描かれた出来事を整理しながら、
事件当夜に描かれなかった“空白の時間”に焦点を当てて考察していきます。
スーパー店長殺人事件は、23年前に消えた拳銃と深く結びついていることが明らかになりました。
しかし、誰が引き金を引いたのか以上に気になるのは、
なぜ多くの真実が語られないままになっているのかという点です。
圭介と万希子の不自然に揃いすぎたアリバイ、
事件前日に目撃された校庭の男と品川ナンバーの車、
そして事件当日、店内に入ったのが圭介ひとりだったという事実――。
第3話は、はっきりとした答えを提示する回ではなく、
「語られなかった時間」そのものが謎として残された回だったように感じられます。
この記事では、作中で示された情報と時系列をもとに、
事件の裏側で何が起きていた可能性があるのかを整理し、
今後の展開につながるポイントを読み解いていきます。
『再会〜Silent Truth〜』第3話あらすじ(ネタバレ)
23年前に封印された拳銃
23年前、殉職した警察官・清原和雄(弓削智久)の拳銃は、人知れず持ち去られ、タイムカプセルの中に封印されていました。
しかし現在、その拳銃が使われ、スーパー店長殺人事件が発生します。
拳銃を埋めたこと、そしてタイムカプセルの鍵の暗証番号を知っているのは、
飛奈淳一(竹内涼真)、岩本万希子(井上真央)、清原圭介(瀬戸康史)、佐久間直人(渡辺大知)――同級生4人のみのはずでした。
消えていたタイムカプセルの中身
疑念を抱えながらも4人はタイムカプセルを掘り返しますが、そこに拳銃はありませんでした。
さらに、掘り起こす前から誰かが掘った形跡が残されていたのです。
暗証番号は「1029」。
それは万希子の誕生日でした。
広がる疑念と揺れる関係
事件当日のアリバイを確認したいという淳一に対し、圭介は強い不快感を示します。
圭介は再会当時の出来事を語り、万希子を奪われるのが怖くて、
淳一の姿を目撃していたことを彼女に伝えなかったと明かします。
万引き事件と30万円の脅迫
万希子の息子・正樹の万引き事件について、万希子はスーパー店長から映像を盾に脅されていたことを警察に打ち明けます。
事件前日の夜11時、万希子と圭介は30万円を渡しに店を訪れていました。
しかし、万引き映像のデータは受け取っておらず、その後店長からの連絡も途絶えていました。
南良刑事(江口のりこ)は、
「万引きで30万円を要求する人が証拠を消しますか」と不審を抱きます。
23年前の事件との接点
4人は23年前に起きた強盗殺人事件で、清原巡査長の遺体の第一発見者でした。
この事実を知った南良は、捜査を担当する淳一を含め、同級生4人全員への事情聴取を行うことを決めます。
万希子を信じると決めた淳一
淳一は万希子のもとを訪れ、再度事情聴取への協力を求めます。
「タイムカプセルを開けたのか」と問われた万希子は強く否定し、
23年前の事件の教訓で危ない橋は渡らないことにしたというのでした。
「私はもう同じ過ちは繰り返さない」
そう語る万希子を、淳一は信じると告げました。
新たに判明した拳銃の過去
その後、圭介がかつて父の拳銃を自宅で保管しており、のちにタイムカプセルへ入れて埋めていた事実が明らかになります。
しかし現在、その拳銃は再び姿を消していました。
浮かび上がる夫婦への疑念
淳一の聞き込みにより、事件前日の夜、小学校の校庭内を歩く人物と、黒いSUV・品川ナンバーの車を見たという証言が浮上します。
「夫婦だからでしょうか。あそこまでアリバイが揃うなんて」
南良の言葉が、淳一の胸に重くのしかかります。
圭介と万希子は共犯なのか――。
信じたい気持ちと疑念の狭間で、淳一は苦悩するのでした。
『再会〜Silent Truth〜』第3話考察|語られなかった“空白の時間”に何が起きていたのか
第3話では、スーパー店長殺人事件の全体像が少しずつ明らかになる一方で、
肝心な場面ほど描かれないという構成が取られていました。
とくに気になるのが、
- 事件前日の出来事
- 事件当日の夜10時〜11時の空白
- 圭介が店内で何を見たのか
ここでは第3話の描写を整理しながら、
その語られなかった時間について考察していきます。
第3話で整理しておきたい時系列
1月16日(事件前日)
- 夜に万希子と圭介が一緒に店を訪れるが、圭介一人でスマイル佐久間の店長と交渉する
- 正樹の万引き映像を盾に30万円を要求される
- 30万円を支払うが、念書は書かせられず、映像データも返却されなかった
さらにこの夜、
廃校の校庭で黒いSUV(品川ナンバー)と男が目撃されている。
1月17日(事件当日)
- 21時25分:直人が空港からの車内で、万希子の「相談したい」というメッセージを確認
- 22時ごろ:近隣の金物屋店主が銃声を聞いたと証言
- 23時少し前:万希子と圭介が車で店の駐車場へ到着
- 店内に交渉へ向かったのは圭介のみ
- 翌18日朝:パート従業員が遺体を発見し通報
不自然だった点①|30万円で終わらなかった理由
30万円という高額を支払っているにもかかわらず、
- 念書は取れていない
- 証拠映像も返されていない
- 翌日に再び呼び出されている
もし万引きの口止めだけが目的なら、
いずれかは成立しているはずです。
このことから、店長の要求は万引きだけではなかった可能性が浮かび上がります。
不自然だった点②|店長が異様に強気だった理由
金を受け取った後も、
- 要求を引き下げない
- 翌日に再度呼び出す
- さらに金を求める
その態度はまるで、
金以上の切り札を手に入れたかのようでした。
考察①|店長は拳銃の存在を知っていたのではないか
23年前の事件で消えた警察官の拳銃。
圭介はその銃を一時保管し、
後にタイムカプセルとして埋めた当事者でした。
もし16日の夜、
- 店長が過去の事件に触れ
- 拳銃の存在を匂わせたとしたら
圭介の反応だけで、
何かを知っていると察することは十分可能だったはずです。
考察②|事件前夜、銃はすでに掘り起こされていた?
事件前日の夜に目撃された、
- 廃校の校庭
- 黒いSUV
- 品川ナンバー
この時点で直人は韓国に滞在しており、
現場にいた可能性はありません。
一方で、
- 東京在住
- 品川ナンバーの車
- タイムカプセルの存在を知る
という条件が一致するのは圭介です。
ただし重要なのは、
銃を使ったとは限らないという点です。
この夜に行われたのは、
回収だけだった可能性も考えられます。
考察③|直人が空港から直接、兄の店へ向かった可能性
21時25分、直人は万希子の「相談したい」というメッセージを確認しています。
この時点で直人は、
- 兄が金銭トラブルを抱えていたこと
- 誰かが追い詰められていたこと
を知ってしまいました。
空港からそのまま兄の店へ向かったとしても、
時間的には十分成立します。
22時ごろ、兄弟の口論が起き、
拳銃が発砲してしまった可能性も否定できません。
考察④|圭介は犯人ではなく「現場を見た人物」なのではないか
事件当夜、
- 万希子は車内で待機
- 店内へ入ったのは圭介のみ
という描写は極めて重要です。
圭介が店に入った時、
- すでに直人が立ち去っていた
- あるいは直人と鉢合わせしていた
どちらの可能性も考えられます。
しかしその真実を語れば、
- 23年前の拳銃
- 自らの過去の隠蔽
すべてが明るみに出る。
だからこそ圭介は沈黙し、
疑われる立場に立たされているのかもしれません。
まとめ|第3話が描いているのは「犯人」ではなく「沈黙」
第3話で浮かび上がったのは、
誰が撃ったのかではなく、
なぜ真実が語られないのかという問いでした。
23年前と同じように、
語らなかった人間の選択が、
再び悲劇を生んでいるようにも見えます。
事件の核心は、
圭介があの夜、店内で何を見たのか。
そして、それをなぜ語れずにいるのか――。
第4話以降、その沈黙の理由が明かされていくのではないでしょうか。
他のネタバレあらすじはこちら
▼前回の物語はこちら
『再会〜Silent Truth〜』第2話ネタバレ感想・考察|父の拳銃と、23年前の罪が動き出す
第2話では、圭介が父親の拳銃をポケットに入れる衝撃の場面が描かれ、
23年前の事件と現在の殺人事件がつながる“始まり”が示されました。
▼次回の物語はこちら
『再会〜Silent Truth〜』第4話ネタバレ考察|直人は犯人なのか?
第4話では、拳銃が「誰の手を経て現場に持ち込まれたのか」という点に、より具体的な疑念が向けられていきました。
番組情報
ドラマ『再会〜Silent Truth〜』は、
23年前の未解決事件と現在の殺人事件が交錯する、
ヒューマンサスペンスドラマです。
かつて同じ事件に関わった同級生たちが再会したことをきっかけに、
封じ込められていた記憶と罪、そして語られなかった真実が
少しずつ浮かび上がっていきます。
- 主演:竹内涼真
- 出演:井上真央/瀬戸康史/渡辺大知/江口のりこ ほか
- 放送局:テレビ朝日系列
- 放送日時:毎週火曜 よる9時〜
過去と現在が静かに交差しながら、
「真実を語らなかった者たちの選択」がもたらす結末を描いています。
最新の放送情報やキャストの詳細は、
公式サイト
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