『略奪奪婚』第6話「嘘と精子と新たな不倫」ネタバレ感想|司の崩壊が始まる

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※本記事は、ドラマ『略奪奪婚』第6話「嘘と精子と新たな不倫」の内容を含みます。未視聴の方はご注意ください。

第6話では、司が無精子症という事実を告げられ、これまで抱えてきた価値観や人生設計が大きく揺らぎ始めました。一方で、えみるの妊娠疑惑は深まり、千春も海斗に証拠を探らせるなど静かに動き出します。

本記事では、第6話の出来事を整理しながら、司の崩壊の始まりと三人の関係性の変化について、感想とともに考察していきます。

『略奪奪婚』第6話ネタバレあらすじ

えみるの妊娠に浮上した疑惑

千春(内田理央)と司(伊藤健太郎)が別れる原因となった、えみる(中村ゆりか)の妊娠に、司の子どもではない可能性が浮上します。

千春は、えみるのセフレ・海斗(ISSEI)の弱みを握り、さらなる証拠集めを指示。心の中では「えみるの子どもは司の子ではなかった」と突きつけたい思いを募らせていました。


司の浮気疑惑とえみるの執着

梅田の家から戻った司を、えみるが待っていました。司の体から漂うボディソープの香りに、えみるの疑念は深まります。

「王子様は絶対裏切らないよね」と眠る司にささやき、翌日からは自分が弁当を作ると宣言するえみる。

一方、クリニックでは梅田が司にキスをし、弁当を渡します。しかし司は「今日からは妻が作る」と言って、えみるが弁当を持たせたことを告げます。

その後、えみるは公園で司と梅田が弁当を食べている姿を目撃。「村人Aの分際で王子様に近づくなんて」とつぶやき、その様子を写真に収めました。

そして別の日、えみるは司のクリニックを訪れます。「いつも主人がお世話になってます。あなたが梅田さん?」と穏やかに声をかけますが、その言葉には明らかな牽制が込められていました。梅田は戸惑いを隠せません。


千春の決意とナオの支え

千春はナオに「これで会うのを最後にする」と告げ、今後は一人で動くと決意します。

ナオは危険を警告しますが、千春は「もう失うものはない」と言い切ります。

夜、自販機の前で司を思い出し涙を流す千春。一方で司も、梅田の家で千春との思い出を振り返っていました。


検査結果が突きつけた現実

えみるに検査の予約を入れられた司は、ついに検査を受けます。

そして告げられたのは、無精子症の可能性があるという結果でした。

愕然とする司。えみるの妊娠をめぐる疑惑は、決定的な局面へと進みます。


海斗への脅迫、緊迫のラスト

海斗から「データが手に入った」と呼び出された千春は、待ち構えていた男に襲われますが、張り込んでいたナオに助けられます。

その後、千春とナオは海斗に秘密をSNSに流すと迫ります。必死に止める海斗。

それぞれの思惑が交錯する中、物語は緊迫したまま幕を閉じました。

感想|司の崩壊が始まった第6話

第6話は、えみるの妊娠疑惑や不倫の緊張感以上に、
司の崩壊の始まりが描かれた回だったように感じました。


■ 司の幻想はなぜ崩れたのか

無精子症という現実は、単に「子どもができない」という問題ではありません。

それは司にとって、

  • 母親を見返すという人生目標の崩壊
  • “父親になれる自分”という証明の否定
  • 自分の選択が正しかったという幻想の終わり

を意味していました。

これまで司は、誰かに認められることで自分の価値を保ってきました。
しかし、その土台が完全に崩れた今、
もう母親の思い通りに生きることも、見返すこともできません。

だからこそ司は、変わるしかない。

えみるに縛られ、義実家に依存し、世間体を守る人生は、
これからの司にとっては地獄でしかありません。

もし司が再出発するとしたら、それは

  • 母親と距離を置き
  • えみるの実家からの援助を断ち
  • 見返すためではなく、自分が選んだ医師の道を歩むこと

なのではないでしょうか。


■ 未練を抱えながらも前を向く千春

一方で千春は、まだ司に未練を抱えながらも、
すでに依存の場所から一歩踏み出しています。

司が謝罪し、復縁を求める展開はあり得るでしょう。
視聴者としても一瞬、期待してしまうはずです。

それでも千春は戻らない。

なぜなら、愛が残っていても、
信頼は簡単には戻らないからです。


■ 奪う物語から、手放す物語へ

『略奪奪婚』は、愛を奪い返す物語ではなく、奪われてもなお前に進もうとする人の物語なのかもしれません。

司も千春も、それぞれの場所で成長する。
けれど同じ場所には戻らない。

そんな結末が、今の物語の流れにはいちばん自然に思えます。

まとめ|幻想が崩れ始めた第6話

第6話は、司とえみるの幻想が揺らぎ、千春が一歩前へ踏み出した回でした。

司は、無精子症という現実を突きつけられます。
それは単なる身体的な問題ではなく、
母親を見返すという人生設計そのものの崩壊でもありました。

えみるは、司への疑念を深めながらも、
「王子様」という幻想を手放せずにいます。
理想の結婚にひびが入り始めた瞬間でもありました。

そして千春。
司への未練を抱えながらも、
感情ではなく証拠で動き、現実と向き合おうとしています。
三人の中で、もっとも冷静に前へ進み始めているのは千春なのかもしれません。

第6話は、決定的な破局の回ではなく、
崩壊のスイッチが押された回。

そして次週予告では、
劣等感に追い込まれた司が梅田のもとへ向かう姿が示されました。
もしそれが現実になれば、
司は再び“逃げる”選択をしてしまうことになります。

幻想を手放すのか、それとも依存を続けるのか。
物語は、いよいよ本当の分岐点に差しかかっています。

関連記事(第5話用)

第5話では、えみるの妊娠をめぐる違和感が表面化し、司のこれまで向き合ってこなかった現実が少しずつ浮かび上がりました。千春は別の角度から真相を探り始め、物語は新たな転換点を迎えました。

➡︎
『略奪奪婚』第5話ネタバレ感想はこちら

番組情報|『略奪奪婚』

放送局: テレビ東京系
放送日時: 毎週火曜 深夜24:30〜
主演: 内田理央
出演: 伊藤健太郎、中村ゆりか ほか
公式サイト: https://www.tv-tokyo.co.jp/ryakudatsudatsukon/

著者プロフィール
うさぎ

国内テレビドラマを中心に、各話のあらすじ整理と感想・考察をまとめている個人ブログを運営しています。
物語の展開だけでなく、登場人物の心情や演出意図に注目し、視聴後に内容を振り返りたい方の参考になることを目的としています。
※本ブログは個人の感想・考察をまとめたものであり、作品の公式情報とは関係ありません。

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