※本記事はNHK連続テレビ小説『ばけばけ』第76話〜第80話のネタバレを含みます。
ヘブンの「日本滞在記」完成をきっかけに、
松江の町は少しずつ変わり始めました。
新聞連載によって注目を集めるヘブン夫妻の暮らし。
その一方で、サワとなみは“川の向こう側”――
自分の人生をどう生きるのかという問いに向き合っていきます。
本記事では、NHK連続テレビ小説
『ばけばけ』第76話〜80話(第16週)の出来事を、
各話あらすじとともにネタバレありで振り返ります。
作品の最新情報や放送予定、キャスト詳細は、
NHK公式ホームページをご確認ください。
前週の物語はこちらから読むことができます。
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第15週(71〜75話)まとめ
第76話ネタバレあらすじ
ヘブンが長い時間をかけて書き続けてきた「日本滞在記」がついに完成する。
松野家では完成を祝うささやかなパーティーが開かれ、
司之介やフミ、錦織らが集まり、西洋料理とワインを囲んで穏やかな時間を過ごした。
そこへ新聞記者・梶谷が現れ、
ヘブン一家の日常を連載記事として取材したいと申し出る。
トキの何気ない一言「ステーキは素敵」が、
後に町を巻き込む出来事の始まりとなっていく。
第77話ネタバレあらすじ
新聞で連載が始まった「ヘブン先生日録」。
記事は想像以上に誇張され、
ヘブン夫妻は町中の注目の的となる。
人々から声をかけられる日々に、トキは次第に居心地の悪さを感じ始める。
一方、天国長屋のサワとなみも記事を読み、
自分たちの将来――「川の向こう側」について考え始めていた。
第78話ネタバレあらすじ
新聞連載の影響はさらに広がり、
町ではヘブン夫妻が特別な存在として扱われるようになる。
トキは人前で英語を披露し、
「ヘブン先生の妻」としての役割を強く意識させられていく。
その一方で、遊郭ではなみに身請け話が持ち上がる。
安定した未来と自由な人生の間で、
なみは大きな決断を迫られていた。
第79話ネタバレあらすじ
新聞連載の影響を懸念した県知事・江藤は、
錦織に校長就任の話を持ちかける。
教師としての理想と現実の狭間で、錦織の心は揺れていく。
一方、なみの元には福間が現れ、
身請けではなく「結婚」という形で将来を共にしたいと告げる。
人生の選択が、登場人物たちに静かに迫っていた。
第80話ネタバレあらすじ
教師になる夢を諦めきれないサワは、
白鳥倶楽部で勉学に励んでいた。
トキが訪ねるも、サワは距離を取るような態度を見せる。
「誰かに頼るのではなく、自分の力で教師になりたい」
その決意を胸に、サワは再び歩き出す。
それぞれが選んだ“川の向こう側”が静かに描かれ、
第16週は幕を閉じた。
◆ 第16週(76〜80話)総まとめ
ヘブン夫妻の穏やかな日常が新聞によって切り取られ、
「理想の夫婦像」として消費されていく一方で、
サワとなみは、
自分の人生を自分で選び取るための岐路に立たされた週だった。
“川の向こう側”とは、
誰かに与えられる幸せではなく、
自ら渡ると決めた未来を意味していたのだろう。
第16週は、誰かの言葉や評価によって、
人生の輪郭が変わってしまう怖さと向き合う週でもありました。
新聞という“外からの視線”は、
ヘブン夫妻の日常を照らす光であると同時に、
静かに心の距離を生み出していきます。
その中で描かれたサワとなみの姿は、
誰かに救われることではなく、
自分自身で未来を選び取る覚悟を示していました。
川のこちら側にとどまる安心と、
向こう側へ渡る不安のあいだで揺れながら、
それでも一歩を踏み出す――。
第16週「カワ、ノ、ムコウ。」は、
静かな日常の裏にある人生の分岐点を描いた、
深く胸に残る一週間となりました。
来週の予告(第17週)
※本内容は
NHK公式ホームページ
で公開されている第17週予告をもとに要約しています。
新聞連載「ヘブン先生日録」によって、
トキ(髙石あかり)は思いがけず町の注目を集める存在となっていきます。
しかしその反響は、
親しかったサワ(円井わん)との関係に、
少しずつ距離を生んでしまいました。
傷心のトキを、
ヘブン(トミー・バストウ)はなんとか励まそうと寄り添います。
一方、教員資格取得を目指すサワは、
ひとり勉強に打ち込む日々を送っていました。
そこへ東京から戻ってきた庄田(濱正悟)が現れ、
サワに勉強を手伝うと声をかけます。
はじめは距離を保っていたサワでしたが、
庄田の誠実な助言に触れるうち、
次第に心を開き、尊敬の念を抱いていきます。
注目されることで生まれる光と影。
人との関係が揺れ動く中で、
それぞれが新たな一歩を踏み出していく第17週が描かれます。
